他人の顔と名前を覚えるためには
特技:顔と名前を覚えること
私、一度何かの関わりを持った人の顔と名前ってだいたい覚えているんです。所属サークルの約100名全員の本名ニックネーム学部はだいたい言えると思います。直接関わったことがない人でも、「あの人このコミュニティで見たことある」とか、「この子確か〇〇さんの知り合いよね」とか、記憶の片隅にはあります。最近おかしな方向に能力を発揮してしまって、居酒屋や焼肉屋で近くのテーブルに座ってる団体を、見たことある参加者から類推して当てるゲームをしています。
ではなぜこんなことができるようになったのかというと、それは私の生い立ちが少し関係しているのかもしれません。
①シンプルに出会う人が多かった
まず生まれたおうち。父方の祖父の兄弟が6名もいます。祖父が長男なので私が年末とかお盆に祖父母の家に行く時には毎日のように兄弟が訪問してくるのです。それぞれの子供さん(父のいとこ)や孫(私のはとこ?)まで来られるとまあ誰だかわからない。生まれつき出会う人が多かったんです。
加えて、私は父の仕事の関係で引っ越しを繰り返してきました。愛媛→福岡→静岡→広島というように、誰も知らない土地へ行って友達を作るという経験を人よりちょっとだけたくさんやってきたんですね。
②いろんなコミュニティにいっていた
3歳から英会話教室に入れられ、5歳からやりたかったエレクトーンをはじめ、9歳から12歳まではミニバスケットもやっていました。小学校の時には子供会行事などもあったし、中学からはずっと吹奏楽部に入っていました。こんな感じで、習い事や部活でいろんな人と知り合う機会がありました。
③集中力があった
これに関しては具体的なエピソードがあります。愛媛に住んでいた頃、年少では幼稚園に行ってなくて、年中から編入することになりました。今まで家族か近所のおばあちゃんとしか関わることのなかった私は、なんだか張り切っちゃって、同じ学年の集合写真を見てみんなの顔と名前を必死で覚えたんです。おかげで編入初日から「おともだち」にお名前で話しかけることに成功しました(まあそのせいで気持ち悪がられたんですが…)。
こんな感じで、良くも悪くも色々なことを経て今の私ができているんですね。感慨深い気もします。
顔を覚える秘訣
さて、ここからは多くの人と関わる私が大学生活でどうやって人のことを覚えていってるのかお話しようかと思います。参考になるかどうかは知りません。
①ニックネームを覚えるべし
大学入ると変なニックネームつけられるじゃないですか。あれ、けっこう助かってます。どこでも自己紹介をする場は必ずあるし、本名よりはニックネームの方がオリジナリティがあって印象に残りやすいと思います。ニックネームがない場合は、「〇〇部のなんとかさん」みたいにリズム良い感じに何か情報を足すのもいいと思います。
②ちょっとずつ情報を加えていくべし
人とお話をする機会があれば、その人を決定づける情報を少しずつ足していきます。学部学科もそうですし、〇〇さんの友達とかでもいいし、「おしゃれ」とか「よく喋る」とかでもいいです。その人に関するマインドマップみたいなのを頭の中で作っていくと良いと思います。
③見かけたときや「よっ」ってする時に思い出す
大学内を歩いている時、「あ、この人見たことある」って人いませんか?その人をどこで見たのか、話したことがあればどこで話したのかを思い出すんです。いわゆる「よっ友」についても同じです。ちなみに私は、この夏のインターンで見かけた人の顔だけ覚えていて、どの学部の何者か聞いていなかったので見るたびにモヤモヤしています。
一応項目をあげて解説しましたが、如何せん無意識にやってることなのでまだまだ秘訣はあるのかもしれません。ちょっとずつ探してみようと思います。
人脈って大事
総じて言える重要なことは、「他人に興味をもつ」ことだと思います。大学入る前はあんまり感じなかったのですが、最近になって人脈の重要性をひしひしと感じています。この3年間知り合ってきた人たちにサークルのことでお願いをしたり、個人的に知りたいことを教えてもらったりすることもあります。社会人になってこの人脈が果たして役に立つのか、それはなってみないとわかりませんが、人との関わりの中でサークルのお仕事をしたり充実した生活を送れたりする経験ができてよかったです。
次の出会いに期待して、今日はここまで。